震災からやがて半年

今日買ったニューズウィーク日本版では、震災直後の、大変だけど日本を作り替えていくんだという真摯な思いが薄れている、テレビでは美談が語られるばかりだ、と憤っている記事があった。
 確かに花火だろうが、旅行プランだろうが、何でもがんばろう日本だもんな。しかし、被災地の人たちもイベントをしてほしいわけじゃなくて、がれきを片付けて、街を再生して、まともな雇用を作り出してほしいのだろうと思うのだよね。これは本当に政治の力が必要だと思う。どのような意思決定をするのか、どのような理由によってやるのか、しっかり示してもらいながらね。ニヒリズムとは似て非なるリアリスティックな眼をもって、これからの世界を見つめて行きたいと一納税者として、また一有権者として思うものであります。