読売新聞 発言小町を結構楽しく読んでいる

女性中心の、少し上品な2ちゃんねる、と言ったら言いすぎかな。男女の問題、嫁姑の問題など、ありきたりと言えばありきたりなのだが、その内実はバラエティに富んだ人間模様が感じられる。
この歳になってなんだが、僕はこの掲示板を見るようになって、女性に対する理解が一歩進んだ気がした。
結婚を生存の条件と考え、良い条件の男を捕まえるかの手管をはっきりと記す女性が沢山いる。状況を自分の好きなように解釈する女性が沢山いる。
 一方で、仕事にしろ、結婚生活にしろ、本当に苦労している人が、やっぱり沢山いる。それから、お姑さんもパソコンを使って書き込んでくるわけだが、学歴・世間体・などの価値尺度を振り回して、例えば息子夫婦に干渉してくる人が沢山いる。
僕自身は周囲にそういう人が幸いあまりいないので、本当に蒙を啓かれる思いであった。現代日本も、本音の部分ではいろいろな人がいるんだな。
 自分が進んでいるとか、分かっているとか、共感を得られるとか、平均的なところだとか言えないな、とつくづく思った次第。それではコミュニケーションはどのように成り立つのか。と言うところがなかなか難しいところで、ここで、言葉を尽くしてなどという優等生的な回答は意味がない。
自分がうんざりするような、狭量だと苛立つような、嫌いだと思うような、そのような相手とどのように話を上手につけていくのか。
そういうスキルが僕などこの歳になってもまだまだ足りない気がする。経験値が少ないか。ああ、日暮れて道遠し。