オススメのマンガ

今週のお題「オススメのマンガ」
久しぶりにお題に乗ってみよう。あまりマンガを読まない五十過ぎのサラリーマンではあるが、しかし、マンガを楽しみたいと言う気持は強くある。中学生の時からゴルゴ13読んでるし。テルマエ・ロマエは1巻からしっかり読んでいるし。デトロイトメタルシティは映画化されるずっと前から読んでいたし。でも、週刊誌を読む習慣は三十代半ばで無くなってしまった。いや、それだって会社帰りに時々立ち読みしていただけだったのだけれど。
あの頃は、ドラゴンボールがジャンプで連載していたんだよな。。。(遠い目)鳥山明の切れの良い戦闘シーンは、今でも超えるものがいないのではと思ってる。
で、オススメのマンガだけれど、「マスター キートン」であります。
中年男には親近感を持ちやすい主人公の設定、世界を股に掛ける活躍の広場。世界情勢を織り込んだストーリー(と言っても二十年前の世界だったけれど)自分の好きな仕事に取り組もうとしながらなかなか、思い通りの行いができずに自問自答している、と言うあたりが大人の男(と言っても実は弱い男達)にはたまらないものがあります。
しかし、何度も繰り返し読むうちに分かってきたのだけれど、キートンは生半可ではない、スーパーマンなのだ。決して自分の力をこれ見よがしに見せることはなく、内心もしかしたら恥じているかもしれないのだが、強いし、タフだし、インテリだ。さらに言えば、その強さは戦闘能力の高い武器を使いこなすというようなものでは無くて、身近な道具をさっと武器に転用する、というあたりが、男心をくすぐるのだ。
 しかし、いい加減、古くなってしまったかなあ、さすがに東西ドイツが分裂していた頃の話なんか、つらくなってきたかな、と思っていたら、つい先週、再開しましたね。思わず、ビッグコミックオリジナルを買ってしまいました。エピソードは一応従来の定番を踏襲している感じ。肝心のキートンの絵柄は、年をとった感じが今ひとつかな、このあたりは連載を続ける内にもう少し落ち着いてくることを期待します。
 ということで、中年男性の心の憩いのために、「マスター キートン」はオススメであります。